HHシリーズのカタログ

油圧式掘削リグ - HHシリーズ

従来式リグ(トリプルリグ、トップドライブ)と比較して、輸送・リグアップダウン・掘削作業の時間が大幅に短縮され、コストの削減が実現できます。

Fast moving − Fast rig up / down <簡易な輸送と素早いリグアップ>

トレーラー搭載型で、油圧シリンダーによりサブストラクチャーとマストをリグアップします。輸送からリグアップまでのイメージ【動画】

Personnel in Operation <人員削減と安全性向上>

自動化により作業員が減り、そして、自動化により事故のリスクが大きく減ります。

Visual Impact <すっきりした現場環境>

省スペースで敷地面積が小さくてすみます。

Tripping Speed<素早いドリルパイプのトリッピング(揚降時間)>

【ドリルパイプの接続にかかる時間】

HHリグはパイプの接続時間の早さが従来式リグに比べて大きく違います。 HHリグでパイプ接続にかかる時間は1回でわずか45秒です。 トリプルリグでの手作業ですと、作業員の腕にもよりますが、5〜8分かかります。

【ドリルパイプの接続回数】

トリプルリグの3本繋ぎに対して、HHリグでは1本ずつ繋ぐ必要がありますので、回数は増えます。しかし、HHリグでの接続時間は非常に早いですし、しかも、海外でポピュラーになってきている14mのスーパーシングル(レンジ3)であれば接続回数も減ります(レンジ3パイプ=14m / レンジ2パイプ=9m x 3本)。

HHリグの早さの理由とその手順は;

(A) パイプは垂直に立った状態でパイプラックに収納され、リグのすぐ前に設置されています。

(B) パイプの接続は完全自動化です。

  1. ドリラーはモード「トリップイン」又は「トリップアウト」を選択します。
  2. 例えばトリップインの場合:パイプハンドラーがパイプラックから自動でパイプをピックアップし、坑井中心のすぐ前にあるマウスホールへパイプを移動させます。
  3. ドリラーはトップドライブをマウスホールの中心まで伸ばし、トップドライブを回転させてパイプとつなぎます。
  4. ドリラーはトップドライブの位置を坑井中心に戻し、坑井にあるパイプと新しいパイプをつなぎます。
  5. ドリラーは自動パワートングを使って接続のメイクアップをします。
  6. ドリラーは自動スリップを外し、パイプをフリーにします。
  7. マウスホールは空になりましたが、「トリップイン」モードでは、マウスホールに新しいパイプを準備する必要があることをコンピュータが認知します。
  8. これらのプロセスでは、ドリルフロアーはドリラーを除いては誰も人はいません。誰一人パイプやツールを手で触ることがなく、非常に安全と言えます。

Improved Control of Drilling Parameter and Process Efficiency.

なぜ、トリッピング(ドリルパイプの揚降)を行うのか・・・それは掘削が完了したからか、または掘削中に何か問題が起きたからでしょう。 HHリグは油圧駆動ですから、ドリラーパラメーターの精度は、従来の機械式リグに比べてはるかに優れています。この新しい技術の導入により、ありがちな問題を回避でき、従来式リグに比べてトリップの回数を減らすことが出来るでしょう。

Non productive time are dramatically reduced.

HHリグは掘削能率も大きく優れています。一つの例として、傾斜掘り(Directional Drilling)の場合、目標地点に向かって正確に掘削する必要があります。掘削パラメーターを使いコントロールしますが、これは機械式リグより油圧式リグの方がずっと簡単に行えます。そして、この傾斜掘り(Directional Drilling)における最も大事なパラメーターはWOB(Weight on Bit)です。これはビットにかかる荷重を自動調整する機能で、掘削を始める時に数値をタッチパネルで入力します。機械式リグでは、ドリラーがブレーキを使ってこの調節を行いますので、ビットの荷重はよく変動し、その結果、掘削方向がずれて目標地点に到着しないこともあるでしょう。そうなると、状況によっては一旦トリップアウトしてサイドトラック(途中からの新しい坑井)を掘削することになり、時間とコストが大きくかかることになります。